01ごあいさつ
昭和21年9月、地域の要望に応え個人立の託児所として岩根保育園は開設され、幼児教育の扉を開きました。昭和22年児童福祉法制定とともに岩根保育園は認可保育園として木更津市内の乳幼児保育を担うことになりました。
戦後の傷跡もあちらこちらに残っている時代に、荒廃した国土を復興するとともに、 日本の将来は幼い子どもたちにあるという強い信念のもとに、創立者平野要先生は、岩根保育園の充実に心血を注がれました。
その後、個人立から財団法人へ改組、財団法人から社会福祉法人に改組し現在に至っています。
平成28年4月に岩根駅西口のマンション2部屋を保育所に改修し、駅前分園(定員20名)を開設し運営を開始しました。
平成31年4月より岩根保育園は認可保育所から幼保連携型認定こども園(定員135名)に移行し、保護者の働き方に応じて保育・教育のいずれかを受けられるようにしました。
また、幼児棟園舎を全面改築し、現在の保育実践に合わせた機能的な構造にしました。令和3年4月1日より約70年間呼び慣れてきた岩根保育園から岩根こども園に改称しました。
令和4年4月より木更津市の民営化方針に応じ、木更津市の待機児童解消に貢献すべく久津間保育園(定員90名)の運営を開始しました。
現在の日本は戦後の貧しさの影はどこにもなく、物質的豊かさの中にあります。 しかし、ともすれば物資の豊かさゆえに見失われがちな人として育つ力や心の育ちを子どもの主体性を尊重しながら、子ども自らの経験を通して育めるように実践を重ねています。
岩根こども園、久津間保育園に預けて良かったと、卒園する日に保護者の皆さんが話してくださることを喜びとして毎日子どもたちと向き合っています。
社会福祉法人 岩根福祉会
理事長・久津間保育園園長 平野弘和
幼保連携型認定こども園 岩根こども園
園長 深渡瀬 美奈子